【決定版】パーソナルジムの失敗しない選び方徹底解説!

「パーソナルジムに通いたいけど、どう選べばいいのかわからない…」。
そんな悩みを抱える女性は少なくありません。
パーソナルジムは、ダイエットや健康維持のために効果的な選択肢ですが、入会金と利用料を合わせると20〜30万円程度の費用がかかります。
せっかく決心してパーソナルジムに通うなら、自分に合ったジムを選んで確実に目標を達成したいですよね。
この記事では、パーソナルジムの選び方について、準備から体験時のチェックポイントまで詳しく解説します。

目次


パーソナルジム選びで押さえるべき3つの準備

パーソナルジムを探し始める前に、しっかりと準備をしておくことで、後悔のない選択ができます。
まずは以下の3つの項目を整理していきましょう。

パーソナルジムに通う明確な目標設定する

パーソナルジムを選ぶ際、最も重要なのは通う目的をはっきりさせることです。
たとえばダイエットのためなのか、姿勢の改善が目的なのか、それとも健康増進のためなのか。
目標を具体的に定めることで、膨大なジムの選択肢を自分に合ったものへと絞り込むことができます。
曖昧な目標設定のままジム選びを始めてしまうと、後から「思っていたのと違う」という事態に陥りやすくなります。

いつまでに達成したいのか期限を設定する

目標達成への道のりは、科学的な根拠に基づいて設定することが大切です。
たとえばダイエットの場合、健康的な減量ペースは1か月で体重の5%までと言われています。
具体的な例を挙げると、体重が60kgの方なら月に3kg程度の減量が適切な目安となります。
このペースを超えて無理な減量を試みると、リバウンドのリスクが高まるだけでなく、体への負担も大きくなってしまいます。
パーソナルジムの多くは「週1回コース」や「週2回コース」といった月単位のプランを用意しています。
自分の目標期限に合わせて、無理のないコースを選択できるか、事前にしっかりと確認しておきましょう。

無理のない予算枠を決めよう

パーソナルジムでは、専用の空間でトレーナーとマンツーマンのトレーニングが受けられます。
そのため、一般的なフィットネスクラブと比べると費用は高めに設定されています。
月会費だけでなく入会金の有無も確認し、長期的に通える予算を設定しましょう。
自分の目標や期限、各ジムが提供するサービス内容と、支払える金額のバランスを検討することが大切です。

失敗しないパーソナルジム選びのチェックポイント

パーソナルジムは、それぞれが異なる特徴や強みを持っています。
ここでは、失敗しないジム選びに欠かせないポイントをご紹介します。

トレーニング内容は目的に合っているか

パーソナルジムごとに得意とするトレーニング分野が異なります。
たとえば、高度な設備と丁寧な指導に定評のあるジム、女性専用でダイエットやボディメイクに特化したジム、手頃な料金設定でコストパフォーマンスを重視したジムなど、それぞれ特徴があります。
自分の目指す方向性とジムの特徴が合致していれば、目に見える成果が出やすくなります。
理想の体型に近づくためにも、まずは自分の目的に合ったトレーニング内容を提供できるジムを探しましょう。

料金プランは予算内に収まるか

パーソナルジムには「短期集中型」と「継続型」という2つの大きな料金体系があります。
短期集中型は、週2回×2か月(全16回)で約22万円程度が一般的です。
結婚式などのイベントまでに確実な成果を出したい方に向いています。
一方、継続型は月額およそ3万5,000円が相場で、自分のペースでマイペースに通いたい方に適しています。
複数のジムを比較検討する際は、これらの相場を参考に、予算に合ったプランを選びましょう。

施設の清潔さと設備は充実しているか

トレーニングマシンは種類によって鍛えられる部位や得られる効果が異なります。
大規模なジムは設備が充実している一方、利用者が多く希望のマシンをすぐに使えない場合も。
小規模なジムでも、トレーナーの適切な指導があれば効果的なトレーニングは可能です。
また、仕事帰りに通う予定なら、シャワールームや更衣室の有無を必ず確認しましょう。

トレーナーの経験値と指導実績

パーソナルジムでは、トレーナーの質が成果を大きく左右します。
NESTA-PFTやNSCA-CPT、JATI-ATなどの民間資格は、解剖学や栄養学、運動生理学などの専門知識が必要なため、保有しているトレーナーは確かな知識と情熱を持っていると判断できます。
また、トレーナーの経歴や指導してきた人数なども、実力を判断する重要な材料となります。
体験レッスンを活用して、実際のコミュニケーションや指導方法を確認することをおすすめします。

通いやすい場所と時間帯か

最高の設備と優秀なトレーナーがいても、通いづらい場所では長続きしません。
通いやすさを考える際は、自分がどのようなタイミングでジムに通うのかを具体的にイメージしましょう。
たとえば仕事帰りの利用を考えているなら、職場や最寄り駅からアクセスの良いジムを選ぶことが大切です。
また、早朝や深夜の利用を考えている場合は、その時間帯に開いているかどうかを必ず確認しましょう。

リアルな口コミと評判

パーソナルジムの評判は、GoogleマップやSNSなどで確認できます。
公式サイトの口コミとSNSなどの一般的な口コミの内容に大きな違いがないかという点に注目しましょう。
両者の評価に大きな開きがある場合は、実態を慎重に見極める必要があります。
より確実な情報を得るには、実際にジムに通っている知人や同僚の体験談を聞くのがおすすめです。

無料カウンセリング・体験の有無

パーソナルジムでは、入会前に無料カウンセリングや体験レッスンを提供していることが一般的です。
パンフレットやウェブサイトだけでは、ジムの雰囲気やトレーナーの指導スタイル、実際のトレーニング内容を正確に把握することは困難です。
体験レッスンを通じて、自分に合うジムかどうかを見極めることができます。
長期的に通い続けられるジムを選ぶためにも、必ず体験レッスンを受けてから入会を決めましょう。

解約条件と退会時の費用

契約前に必ず確認しておきたいのが、解約や退会に関する条件です。
急な転勤や家族の介護など、予期せぬ事情で通えなくなることは誰にでも起こり得ます。
契約書には、退会時の費用に関する規定が明記されています。
どのような場合に手数料が発生するのか、具体的な金額はいくらになるのかを、しっかりと確認しましょう。
また、一部のジムでは、一定期間トレーニングを継続しても効果が出なかった場合の返金保証制度を設けています。

各ジムの特徴と強み

パーソナルジムは、それぞれが独自の特徴と強みを持っています。
たとえば、完全オーダーメイドのプログラムを提供するジム、食事制限を最小限に抑えた指導を行うジム、オンラインサポートも充実させたジムなど、アプローチは様々です。

トレーニングメソッドの特徴

ジムを選ぶ際は、そのジムが採用しているトレーニングメソッドが自分の目的に合っているか確認しましょう。
たとえば、ダイエットが目的なら効率的な脂肪燃焼を重視したメソッド、ボディメイクが目的なら筋力トレーニングと栄養管理を組み合わせたメソッドが適しています。

付帯サービス(食事指導・サポート体制)の充実度

パーソナルジムを選ぶ際は、トレーニング以外の付帯サービスの内容もチェックしましょう。
とくに重要なのが食事指導のサポート体制です。
ダイエットや体作りの成功には、適切な食事管理が不可欠だからです。
食事内容のアドバイスや、目標に応じた栄養管理のサポート、定期的なカウンセリングを通じた進捗確認など、手厚いサポートを受けられるジムもあります。
また、ウェアやシューズのレンタル、トレーニング中のドリンクサービスなど、快適なジム通いをサポートする設備やサービスも確認しておくとよいでしょう。


初回体験・カウンセリングで必ずチェックすべきポイント

パーソナルジムの体験時には、入会後の満足度を左右する重要なポイントを確認する必要があります。
実際のトレーニングを体験し、トレーナーと直接話すことで、ジムの質を見極めましょう。

トレーナーとの相性・コミュニケーション

パーソナルジムでの成功は、トレーナーとの信頼関係が大きなカギを握ります。
初回体験時には、トレーナーとの相性を慎重に見極めましょう。
まずは基本的な部分として、トレーナーの雰囲気や言葉遣い、清潔感などをチェックします。
さらに重要なのは、説明のわかりやすさや質問のしやすさなど、コミュニケーションの質です。
トレーナーの指導方法があなたのペースやニーズに合っているか、しっかりと確認することが大切です。
たとえば、押しつけがましい態度や一方的な指導では、トレーニングが苦痛になってしまう可能性があります。
また、適切なフィードバックがないと、自分の成長を実感できずモチベーションが低下してしまうかもしれません。
体験トレーニングは、このようなトレーナーとの相性を確認する絶好の機会です。
トレーナーの資格の有無も確認しておくと、より安心してトレーニングに取り組めます。
長期的な目標達成のために、自分と二人三脚で歩んでいけるトレーナーと出会えるか、じっくりと見極めましょう。

実際のトレーニング内容と自分の目標との一致

体験トレーニングでは、実際のプログラムが自分の目標達成に適しているか、しっかりと確認しましょう。
カウンセリングでトレーナーと意思疎通を図り、目標設定から達成までのメニューについて具体的に話し合います。
このとき、提案されるトレーニング内容が自分の描いていたイメージと一致するか、無理なく続けられそうかを見極めることが重要です。
自分に合ったトレーニング方法で取り組めるかどうかは、長期的な目標達成の鍵となります。
迷いを感じた場合は、その場で率直に質問や相談をしてみましょう。

目標実現のために継続できるサポート体制が整っているか

トレーニングの成功には、ジムでの運動以外の時間のサポートも重要です。
目標達成に向けて、LINEやアプリなどを活用した日々のサポート体制が整っているか確認しましょう。
とくに食事管理は、トレーニング効果を最大限に引き出すために欠かせません。
毎日の食事内容を報告し、適切なアドバイスがもらえる体制があるかどうかをチェックします。
また、定期的な進捗確認や目標の見直しなど、長期的なサポートの仕組みも重要なポイントです。
体験時には、ジムに通う時間以外のフォロー体制について、具体的に質問してみましょう。
継続的なサポートがあってこそ、確実な目標達成への道が開けます。


パーソナルジム選びでやってはいけない3つのパターン

せっかくパーソナルジムに通うことを決意したのに、選び方を間違えると期待した効果が得られないばかりか、高額な費用が無駄になってしまう可能性があります。
ここでは、パーソナルジム選びでよくある失敗パターンを3つ紹介します。
これらのパターンを知っておくことで、後悔のない選択ができるはずです。

料金の安さを重視しすぎる

できるだけ安くより良いサービスを受けたい、という気持ちは自然なものです。
しかし、パーソナルジムでは、極端な低価格に要注意です。
適正価格よりも大幅に安いジムには、何らかの理由が隠されている可能性があります。
安さを重視しすぎるあまり、質の低いサービスを選んでしまい、結果的に怪我をしてしまったり、不快な思いをする危険性があります。
また、分割払いで月々の支払いを抑えられても、総額では標準的な料金、あるいはそれ以上になることも。
パーソナルジムは、大切な自分の身体に関わるサービスです。
料金だけを基準に選ぶのではなく、サービス内容や設備の質も含めて総合的に判断しましょう。

関連記事:「パーソナルトレーニングはもったいない」と言われる理由

体験なしで即決する

パーソナルジムの本質は、トレーニングの質にあります。
カウンセリングだけでは、実際のトレーニング内容や指導方法を確認することはできません。
トレーニングは高度な知識と技術を必要とするサービスであり、体験なしでの入会は大きなリスクを伴います。
必ず体験トレーニングを受けてから、入会を決めるようにしましょう。

目的とモチベーションが不明確

パーソナルジムは、それぞれ異なる専門性を持っています。
短期間での集中的なダイエットを目指すなら、それに特化したジムを。
運動不足の解消が目的なら、都度払いで気軽に通えるジムを選ぶなど、自分の目的に合ったジム選びが重要です。
目的とモチベーションが曖昧なままジムを選ぶと、トレーニングの効果を最大限に引き出すことは難しくなります。


実際にあったパーソナルジム選びの失敗例5選

ここでは、実際にあったパーソナルジム選びの失敗例をご紹介します。
これらの事例を参考に、同じような失敗を防ぎましょう。

途中解約になってしまうケース

意気込んでジムに通い始めても、徐々に足が遠のいてしまうケースは少なくありません。
やむを得ない事情は別として、自分自身のモチベーション低下による解約は、とてももったいない結果となります。
継続のための最大のポイントは、通うためのハードルを下げることです。
とくに、ジムの場所が生活圏内にあるかどうかは、継続率に大きく影響します。
通勤途中や買い物のついでに立ち寄れる場所を選ばないと、次第に足が遠のいてしまう可能性が高くなります。
また、「今日は気分が乗らないから」と深く考えすぎるのではなく、「とにかく行ってみる」という軽い気持ちで通うことも大切です。
実際、体を動かし始めると自然とやる気も出てくるものです。

トレーナーとの相性が合わないケース

トレーナーとの相性が合わず、モチベーションを失ってしまうケースは意外と多く見られます。
特にパーソナルジムでは、マンツーマンで一定時間を共に過ごすため、トレーナーとの相性は非常に重要です。
たとえ熱心な指導であっても、言葉遣いや指導方法が自分に合わないと、トレーニング自体がストレスになってしまいます。
実際の失敗例では、「毎回限界まで追い込まれる指導で日常生活に支障が出た」「トレーナーの言い方が気になってやる気が出ない」といった声が聞かれます。
体験レッスンでトレーナーの雰囲気を十分に確認することが大切です。
また、入会後にトレーナーとの相性が合わないと感じた場合は、トレーナーの変更が可能かどうか、ジムに相談してみることをおすすめします。

ジムの立地・時間が合わないケース

生活圏外にあるジムや、自分の生活リズムと合わない営業時間のジムを選んでしまい、通えなくなるケースがあります。
たとえば仕事帰りの利用を考えていたのに閉店時間が早すぎたり、朝活で利用したいのに開店時間が遅かったりすると、せっかくの意欲も活かせません。
通勤ルートから大きく外れた場所にあるジムは、時間的な負担が大きく、次第に足が遠のいてしまいがちです。
実際に、設備やトレーナーに魅力を感じて通い始めても、生活圏外だったために継続を断念したという声も聞かれます。
パーソナルジムを選ぶ際は、営業時間と立地を自分の生活パターンに照らし合わせることが重要です。

料金重視で失敗したケース

極端に安い料金設定のジムを選んで後悔するケースが少なくありません。
安価なジムには、サービスや設備が極端に少ないことが多く見られます。
たとえば、食事指導やLINEでの日常的なサポートがなかったり、シャワーなどの基本的な設備が整っていなかったりします。
また、トレーナー1人が多くの会員を担当しているため、トレーニング時間が短く、十分な指導が受けられないこともあります。
実際の失敗例では、「トレーナーの経験だけを押し付けられて怪我をした」「次々と会員が来るため、ゆっくり相談できない」「トレーナーのスキルが低く、接客も雑」といった声が挙がっています。
自分の体づくりという大切な投資だからこそ、料金だけでなく、サービスの質や設備の充実度なども含めて総合的に判断することが重要です。

目標達成できずに終わったケース

せっかくパーソナルジムに通っても、適切な目標設定ができていないために、成果を実感できないケースがあります。
これには大きく2つのパターンが見られます。
まず、現実的ではない高すぎる目標を設定してしまうケース。
短期間で劇的な変化を求めるあまり、過度な食事制限や無理なトレーニングを続けた結果、体調を崩したり挫折したりしてしまいます。
反対に、目標設定が低すぎる場合は、体型の変化を十分に感じられず、「成果が出ない」と諦めてしまうことも。
このような失敗を防ぐためには、最初のカウンセリングが重要です。
トレーナーと十分な意思疎通を図り、現状を正確に把握したうえで、適切な目標設定とトレーニング計画を立てることが大切です。


失敗しないパーソナルジムはトレーナーの質と相性がカギ

パーソナルジムの選び方は、トレーニング内容だけでなく、トレーナーの質や相性、サポート体制まで、多角的な視点での検討が必要です。
入会前には必ず体験カウンセリングを利用し、実際のトレーニング内容や施設の雰囲気を確認しましょう。
また、食事指導の内容や日常的なサポート体制など、トレーニング以外のサービスについても、自分のライフスタイルに合っているか見極めることが大切です。
安さだけを重視したり、体験なしで即決したりすることは避け、じっくりと比較検討することをおすすめします。
パーソナルジム選びに失敗しないためには、まず自分の目標を明確にし、それに合ったジムを選ぶことから始めましょう。

監修者

宇津﨑 拓(うづさき たく)

<役職>

レクサーパーソナルジム エリアマネージャー

<保有資格>

▼NASM-PES(全米スポーツ医学協会-パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)

▼NASM-CES(全米スポーツ医学協会-コレクティブエクササイズスペシャリスト)

▼健康運動実践指導者

▼PRI Relvis restoration修了

▼CFSC-Level1(ファンクショナルストレングスコーチ)

▼上級救命士

<SNS>

Instagram : @taku_uzusaki

ボディビル競技経験を活かして実体験を踏まえたトレーニング、食事管理などの引き締めやバルクアップなどの指導はもちろん、肩こり・腰痛などの不定愁訴に対する姿勢評価や改善のアプローチが可能です。

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