筋トレ初心者必見!腹筋のトレーニング方法を部位別で紹介

腹筋をしっかり鍛え、引き締まったお腹を手に入れたいと考える方は多いかもしれません。しかし、いざ筋トレを始めようとすると

「正しいフォームがわからない」

「メニューの組み方が難しい」

と感じることもあるでしょう。

本記事では、筋トレ初心者でも取り組みやすい腹筋のトレーニング方法を、部位別に解説します。正しい姿勢や呼吸などの基礎知識はもちろん、継続して成果を出すためのポイントもあわせて紹介します。無理なく続けるためのコツを押さえて、理想の腹筋を目指してみてはいかがでしょうか。

目次

腹筋トレーニングを行う際の基礎知識

腹筋を効果的に鍛えるには、単に回数をこなすだけでは不十分です。

正しいフォームや呼吸、トレーニング後の栄養補給など、複数のポイントを押さえることで、理想の結果に近づけます。

正しい姿勢で行う

腹筋運動をするときに、腰を痛めたり首が疲れたりするのは、多くの場合フォームに原因があります。

例えば、クランチ(上体起こし)の際には、顎を引き、上体を丸めるようにして腹直筋をしっかり収縮させることが大切です。腰を大きく反らすと、腰痛のリスクが高まるため注意が必要です。

呼吸を意識する

筋トレ全般において呼吸は非常に重要です。腹筋運動では、力を入れるとき(上体を起こすときなど)に息を吐き、戻すときに息を吸うのが基本とされています。呼吸を意識的にコントロールすることで、筋肉にしっかり刺激が入りやすくなるだけでなく、余分な力みを防げる利点もあります。

トレーニング後にたんぱく質を摂る

トレーニング後は、傷ついた筋線維が修復を始めるため、たんぱく質が重要な役割を果たします。食事やプロテインドリンクなどから適切にたんぱく質を摂ることで、筋肉の成長を促進できます。炭水化物と一緒に摂ると、エネルギー補給にもなり効率的です。

筋トレを長く続けるためには?

筋トレは一朝一夕で成果が出るものではありません。特に腹筋は脂肪がつきやすい部位でもあり、継続的に取り組むことが大切です。ここでは、モチベーションを維持するためのポイントを紹介します。

最初から無理をしない

初心者がいきなり高負荷のトレーニングを行うと、筋肉痛や体調不良で続けられなくなるケースが多いです。

最初は10回×2~3セット程度など、軽めの負荷から始め、徐々に回数やセット数を増やす方法をおすすめします。

タイミングを決める

筋トレは、仕事や家事の合間に「空いた時間があればやる」程度だと、どうしても後回しになりがちです。習慣化するために、朝起きてすぐや夜寝る前など、トレーニングを行うタイミングを決めておくと継続しやすくなります。

結果を急がない

腹筋が短期間で割れるということはほとんどありません。体脂肪を落としながら筋肉を育てるには数か月以上のスパンが必要です。短期的な変化が見えなくても、焦らず続けることが成功への近道です。

押さえておきたい腹筋の部位とは?

腹筋と一口に言っても、実際には複数の筋肉が組み合わさって構成されています。部位ごとの特徴を理解すると、ターゲットを絞ったトレーニングがしやすくなるでしょう。

腹直筋

上体を前後に曲げる働きを担う筋肉で、いわゆる「シックスパック」を形成する部分です。クランチやシットアップなどの代表的な腹筋運動で主に鍛えることができます。

女性の場合は、この腹直筋を適度に鍛えることで引き締まったウエストラインを作りやすくなります。

腹斜筋(外・内)

体を回旋させたり、横に曲げたりするときに使われる筋肉です。外腹斜筋は表層にあり、内腹斜筋は深層にあります。サイドクランチやツイストクランチなど、斜めの動きを取り入れた運動で重点的に鍛えられます。ウエストのくびれやバランスの良い体型づくりに重要な役割を果たす部位です。

腹横筋

お腹の最深部にある筋肉で、姿勢の安定やコアの安定性に寄与します。いわゆる「ドローイン」やプランクなどの静的トレーニングで活性化しやすいです。腹直筋や腹斜筋を補助する働きがあるため、腹横筋を意識的に鍛えるとより安定した体幹を得られます。

効率的に鍛えるための食事

腹筋を鍛えるには、トレーニングだけでなく食事管理も不可欠です。特に、筋トレで使われるエネルギーをしっかり補給しつつ、体脂肪を増やさないようバランスを考えましょう。

たんぱく質をきちんと摂る

筋肉の材料となるたんぱく質を適切に摂取することが大切です。鶏胸肉や魚、大豆製品などの高たんぱく食品を食事の中心に据え、野菜や果物などでビタミン・ミネラルも補給すると、筋肉の回復や成長が促されます。

飲酒は控える

アルコールは脂肪燃焼を妨げたり、内臓への負担が大きかったりと、筋トレを継続する上でマイナスに働く場合が多いです。適度な嗜みに留めるか、結果を出したい期間は断酒してみるのも一つの手です。

食べる時間にも気をつける

夜遅い時間の食事は、エネルギー消費されずに体脂肪へと蓄積されやすいといわれます。

特に炭水化物や脂質を多く含む食事は、寝る前ではなくできるだけ早めに摂取するよう心がけるのが効果的です。

正しい姿勢と食生活で腹筋を鍛えよう

腹筋を鍛えるには、正しいフォームや呼吸法、そして部位に合ったトレーニングを行うことが大切です。腹直筋や腹斜筋、腹横筋それぞれを意識しながら、クランチやツイストなどの動きを取り入れると効果的でしょう。さらに、筋トレを長く続けるためには無理をせず、トレーニング時間の確保や食事管理、結果を焦らない姿勢が必要です。

また、筋肉を成長させるには十分なたんぱく質の摂取や、アルコールを控えるなどの食生活も欠かせません。これらのポイントを押さえれば、初心者でも無理なく腹筋を鍛え始めることができます。

「もっと効率的にトレーニングをしたい」「正しいフォームを専門家に見てもらいたい」とお考えの方は、パーソナルジムでのマンツーマン指導を検討してみてはいかがでしょうか。レクサーでは、一人ひとりの身体や目標に合わせたオリジナルメニューを提案し、最短ルートで理想の体を手に入れるサポートを行っています。ぜひ一度お問い合わせいただき、プロの指導のもと、腹筋を効率的に鍛えていきましょう。

監修者

宇津﨑 拓(うづさき たく)

<役職>

レクサーパーソナルジム エリアマネージャー

<保有資格>

▼NASM-PES(全米スポーツ医学協会-パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)

▼NASM-CES(全米スポーツ医学協会-コレクティブエクササイズスペシャリスト)

▼健康運動実践指導者

▼PRI Relvis restoration修了

▼CFSC-Level1(ファンクショナルストレングスコーチ)

▼上級救命士

<SNS>

Instagram : @taku_uzusaki

ボディビル競技経験を活かして実体験を踏まえたトレーニング、食事管理などの引き締めやバルクアップなどの指導はもちろん、肩こり・腰痛などの不定愁訴に対する姿勢評価や改善のアプローチが可能です。

目次